事業者について

建物・地域と人を結び未来につなぐ橋渡し役

こんにちは。
このページをご覧いただき、ありがとうございます。

私は不動産仲介を通して、土地や建物の記憶を未来に残し、地域ににぎわいを生み出すことを目指しています。
人と場所、人と人とのあいだにある“つながり”を丁寧に編んでいくことを大切にしています。

かつて私自身が旅を通して出会ってきた町、建物、そしてそこに暮らす人々——そのひとつひとつが、今も心に残る温かな記憶となっています。
そうした体験を重ねるうちに、この風景や文化を未来に残したい、その橋渡しをする役目を担いたいという想いが芽生えていきました。

経験から育まれた想い

過去には、古民家や中古物件のリノベーション企画に携わった経験があります。
自らもDIYで建物と向き合い、その特徴を活かしながら現代に合う住まいへと再生してきました。
実際に借り手の方にも喜んでいただき、住まいが人に与える影響の大きさをあらためて実感しました。

また、地域の町おこしに関わる中で、町おこし団体や観光案内所・ふるさと納税の問合せ窓口の立ち上げ、町屋の紹介といった活動を行い、地域の方々と一緒に魅力を発掘・発信してきました。

けれど、どんなに町に人が集まり、盛り上がったとしても、古い家が壊され更地になっていく光景には寂しさを感じます。
地場産業の工場や記憶の詰まった住まいが解体される度に、活かす方法はなかったのだろうかと、何度も胸が痛みました。

空き家は、次の誰かの宝になる

現在、日本各地で空き家の増加が社会課題となっています。
住む人がいなくなった家、相続したものの管理に困っている家、住人が亡くなってしまった家。

けれど、たとえ古くても、丁寧に手を入れれば家は再び心地よい居場所として蘇ります。
そして、その家に誰かが住めば、地域に新しい風が吹き、人口流出を食い止め、文化や歴史も守られていく。

リモートワークの浸透や、地方での暮らしを選ぶ若い世代の増加、二拠点生活や農ある暮らしへの関心など、今こそ空き家を活かす可能性が広がっていると感じています。

そんな想いから、私は不動産仲介という仕事を選びました。

物件に向き合うまなざし

不動産の取引は、人生における大きな決断のひとつです。
だからこそ安心してご相談いただけるよう、書類のやりとりにとどまらず、現地調査や役所・法務局などでの確認作業を丁寧に行うよう心掛けています。

ここにはどんな暮らしがあったのか。
これからどんな未来を描ける場所なのか。

物件ひとつつひとつの個性と記憶に目を向けながら、次の世代へとつなぐお手伝いができたらと考えています。

旅と地域の記憶を、ブログで編んでいく

このホームページでは、私が訪れてきた町や出会った風景を記録として残しています。
温泉や自然、町並みや古い建物、人とのふれあいといった小さな気づきが、誰かの心を動かすかもしれない。
そう信じて、記事を書いています。

また、不動産仲介の現場での学びや、空き家・古民家再生のDIY過程についても発信しています。
私の実体験が、不動産や住まいに関心のある方、地域と関わりたいと思っている方のヒントや励みになれば幸いです。

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事業者情報

屋号:ひろせ不動産
所在地:宮城県仙台市(詳細はご相談時にご案内いたします)
お問い合わせ先:お問い合わせフォームよりお願いいたします。
宅地建物取引業免許番号:宮城県知事(1)第7158号
所属団体:(公社)全日本不動産協会、(公社)不動産保証協会