1.基本情報
・訪問地:神津島(東京都)
・訪問時期:2008年または2009年5月
・訪問のきっかけ、興味を持った理由
当時、熱海から伊豆諸島への船便があることを知り、スケジュールを工夫すれば複数の島を巡れるのではと思ったのがきっかけです。
太平洋に縦に点在する火山島を地図で見るたびに、この島々にはどんな暮らしがあるのだろうとずっと関心を持っていました。
その中で神津島は、神話の舞台であり、高山植物の美しい登山が楽しめる島として紹介されていて、ぜひ訪れたいと考えていました。
2.地域概要
※後日追加
3.当時の印象
・訪れたのは日帰りに近い短時間の滞在だったため、登山や海遊びまではできず、町を歩いてまわるだけの旅となりました。
・昼食をとった食堂では、過去に別の島で食べたことのある魚の煮付けを見つけ、懐かしさで思わず注文。
素朴な味が心に残っています。
4.ひとこと感想
限られた滞在時間ではありましたが、神津島では記憶ではなく、想像が心に残る不思議な旅となりました。
昼食をとったローカルな雰囲気の食堂で、店主のご夫婦とお子さんらしき姿を見かけました。
たしか、テレビでは東京の情報番組が流れていて、それを横目に見ながら食事をしていた記憶があります。
この子は、いつか島を離れて、都会に出て行くのかな―
そんな風にふと思ったのをきっかけに、私の中に物語が浮かびました。
都会にあこがれる若者、島に根を張り暮らしを守る大人たち。
豊かな海に浮かぶ神話に守られた島では今日もゆったりと時間が流れていきます。
現実の一場面に想像を重ねながら、この場所に流れる豊かな時間を肌で感じていたのだと思います。
次こそは、しっかりと時間を取って宿泊し、天上山のハイキングや赤崎遊歩道でのシュノーケリングや飛び込みなど、島の自然と向き合う旅をしてみたいと思います。
神話の島で、自分だけの物語をまた見つけられる気がしています。