【宮城・奥松島】宮戸島と大高森 ― 車で行ける島の魅力と絶景

宮戸島_大高森

松島の東側に位置する宮戸島は、半島のように見えながらも橋でつながった、車で行ける島です。
船に乗らずとも気軽に渡れるのに、島の中には歴史や自然、そして人々の暮らしがしっかりと息づいています
訪れるたびに、観光地でありながら生活の匂いが感じられることに惹かれています。

橋を渡るだけで島に足を踏み入れられるという利便性と、多彩な魅力が共存している点は、不動産業の視点から見ても大きな可能性を秘めていると感じます。

 

1.基本情報

・訪問地: 宮戸島(宮城県東松島市)
・訪問時期:2023年~2025年何度も

 

2.地域概要

宮戸島_大高森

松島湾に浮かぶ島々を一望できる名所である四大観(しだいかん)の一つ、「壮観」大高森があります。
波風で浸食された奇岩の景観が楽しめる嵯峨渓もあり、縄文時代から人々が暮らした跡が見つかっている史跡や博物館も残されています。
海水浴ができるビーチや漁港もあり、生活の場としての顔と観光の舞台としての顔を併せ持っています。

さらに、地元の産品を扱う販売所やレストランが入る あおみなという施設もあり、立ち寄る人に島の恵みを感じさせてくれます。

宿泊施設や食事処も整っていて、観光に困ることはありません。

 

3.当時の印象

宮戸島_大高森

大きな島の中にたくさんの名所や見どころがあり、一度の訪問では回りきれません。
日本三景で知られる松島のすぐ奥に、人の少なさと見どころの多さが同居する場所があるとは驚きでした。
観光に必要な要素が揃うものの観光地化されすぎていないのも魅力です。

また、漁港や地元の人々の暮らしが自然に溶け込み、訪れるたびに住む人の営みを感じられるのも印象的でした。

 

4.ひとこと感想

宮戸島

大高森は気軽なハイキングで山頂にたどり着ける場所で、松島の島々を一望する景色は格別でした。
子どもの足でも無理なく登れ、登頂後に広がる絶景は疲れを癒してくれるようでした。

月浜海岸は夏に海水浴客でにぎわい、砂浜が人であふれる様子に驚きつつも、島が活気づいていることを嬉しく感じました。

嵯峨渓は船からも眺められますが、私たちは陸路の散策を選び、断崖の遊歩道から見下ろす島々の景観を楽しみました。
遠くには田代島や網地島と思われる島影も見え、壮大な眺めに心を打たれました。

宮戸島嵯峨渓に向かう途中